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【大切な時間…】

クリスマスイルミネーションで街はキラキラ、今年も気忙しい季節になってまいりましたね。

ビタミーナの冬は舞台がある時は準備に忙しい日々を過ごすのですが、今年は静かにじっくりの冬を迎えています。

それでも、小学校高学年は年末のイベントで子ども達が相談して振付、演出
した作品を発表する為のリハーサルしたり、中高生はそれぞれの課題としている作品に取り組んだりと…基礎みっちりだけでは無く、「表現する」をテーマにレッスンしています。


昨日は受験準備で長らくお休みしていた上級生が久々にレッスンに来てくれたので、彼女に下級生のバリエーションの振り写しを頼みました。
控えめだけど、ポイントを絞ってしっかりと指導する彼女の成長は目を見張るものがあり、その成長に嬉しくなりました。

こどもたちは確実に日々成長している…
そして、こどもたちの時間は巻き戻しは出来ない…
この、仕事をしているとつくづく思うことです。

一方で、私が息子を産んだ18年前から比べて、ママ達のライフスタイルが大きく変化しています。

フルタイムで、キャリアを持ち続けて働く事が当たり前になり…でも、家事や子育ては、やはり女性への負担が大きい時代…過渡期なのでしょうね。

若いママ達とお話しをしていても、その価値観の違いをとても感じます。

そんなママ達が悩むのが、小学生低学年の壁…
小学1、2年生…小学生とはいえ、まだまだ小さくて可愛くて、1人で通わせるには、心配な事が多いですね。
習い事も、土日まとめてやればと思いますが…
バレエは身体の成長に伴い、少なくとも2年生からは週2日以上のレッスンした方が良いと言われています。

ビタミーナのママからも、多くのご相談を受けます。

先ずは、無理をしないで下さいと私は伝えます。
こどもにも、大人にも無理は禁物です。
逆効果となり、もしかしたらバレエが嫌いになってしまうかも知れません。
でも、ベクトルはバレエを習うのなら四年生迄はしっかりと質と量のバランスの良いレッスンを受ける方向を目指していただきたいです。
ただ、ただ楽しければ良い、息抜きだと言うのならそれもありだと思います。
しかし、ダンスとしての能力だけでは無く多角的な可能性が育つのがバレエを習う事の最大のメリットです。
せっかく、ご縁あってビタミーナっ子になったのであれば、この経験が人生の彩りのひとつになって欲しいと願います。
こどもたちの大切な時間、巻き戻しがきかないのです。

時々はこどもたちが取り組んでいる事に目を向けてあげて下さい、そして、時期を逃さない様…

ビタミーナはもともと、女性がママになってもバレエを諦めないというコンセプトで生まれたバレエ教室です。

そう、時代の流れ…逆らえない
でも!子育ても愛とアイデアで諦めない…
(ちょっと照れます😅💦

ビタミーナはそんな悩みにも、一緒に悩める教室で在りたいと思います。
先ずは、ご相談くださいネ

お子様の大切な時間…
もう一度、考える、寒い夜です。